神知者のファッション

● mallion さんのところで神知者の見た目のイメージがネタにされてました。
神知者はフラッシュゴードンなのか?最終鬼畜魔術師ゴッドラーナー - まりおんのらんだむと〜く+
元は海外のメーリングリストでの神知者のイメージはどういうものか、という質問から発生したそうです。彼らのファッションはどんなだったのか? 考えてみると面白いです。

● mallion さんのところに貼られている1枚目の画像は「アトランティス/7つの海底都市」というイギリスの映画で、3人はアトランティス人(海底人)です。2つめの映像はアメコミのスペースオペラフラッシュ・ゴードン」の映像で、中華風ファッションにナマズヒゲの男はたぶん“惑星モンゴの冷酷な皇帝ミン”でしょう。露骨ですね。ベトナム戦争以前のアメコミヒーローは暢気なものでした。で、全般的に古代〜中世時代のグローランサで、なぜ神知者のイメージがこんななのか。

●神知者はグローランサの他の文化に似ていません。1つには啓発ということがあります。啓発されている以上、どんな格好でも当人にとっては大差ない。なのでルナー人のように幼い頃から慣れている風習にしたがう人間が多そうです。また機能(効果)だけを重視するのも神知者っぽいかもしれません。しかし一方で、私は神知者なのだと形で表したいのも人間の心理です。神知者ファッションというのもあったにちがいない。

●異なる文明(文化)の存在がどんな衣服を着ているのか、という問題に正面からぶち当たるのが映像作品です。特に宇宙人、未来の人類などが登場する映画はこの問題を避けられません。それでメーリングリストではフラッシュ・ゴードンというジョークになったんだと思います。しかしネタが古いな(笑) わざとでしょうけど。私ならもちろんスターウォーズを推す。金のかけ方がちがいます。

●BGMは無視してください。スターウォーズに登場した惑星ナブーの女王(国家元首)、パドメ・アミダラです。ベーダー卿と強い因縁を持つ女性です。この人の公務のときのファッションがすごい。

 
ヨーロッパ、アジア、中東なんかを折衷にしてさらに過剰。ルナー帝国のグレート・シスターはこんな感じですよ、きっと。