V:tMもやりました

Epikt2008-06-11

●俺は暴力描写が苦手なんですね。舞台が現代になると暴力もリアルになってきます。PLならそういう場面は言葉すくなに流すこともできるんですが、GMだとそうもいきません。しかし暴力込みでこそのワールド・オブ・ダークネス。向いてなかったのかも。

●でもV:tM、「ヴァンパイア:ザ・マスカレード」はやりました。GM交替制でキャンペーンをしました。今手元に資料が無いので曖昧な記憶で書きますが、俺のPCは魔術師系のヴァンパイアでした。たしか魔術に5レベル全振り。暴力描写はスラップスティックな感じに逃げてたと思います。

V:tMではPCはみなヴァンパイアなのですが、はっきり人間性へのこだわりが軸になっていたのでワーウルフよりはやりやすかったです。「人間性」というステータスがあって、その数値以下とされる行動をとると堕落チェックがあります。チェックに失敗すると人間性が下がり、ある数値以下になったヴァンパイアは人間性を失った怪物とされ、マスカレードのPCとしては排除されます。PCだって定期的に人間から吸血しないと飢餓のあまり発狂するので、ただの怪物と五十歩百歩なんですが。

●この人間性の基準がけっこう不思議で、モノを壊すのが意外に高い人間性違反だったりしました。アメリカ人と日本人で感覚がちがうのかと思ったり。それともヴァンパイアは実際の事件にからんで社会的な注目を浴びたことがあるそうので、PLへの影響を配慮してそういうことになったんでしょうか。