ルナー帝国のカルト:メラセデーニヤ

Epikt2008-05-06

●GWも終わりですね。楽しい時間も過ぎてしまえば夢のようなもの。ルナー帝国の女神、夢と夢見る者メラセデーニヤ(Merasedenya Dream and Dreamer)の教派です。

●解説が短めでした。夢の領域というグローランサ世界でも新しい概念が関係してくるのに不思議です。詳しくやってるときりがないのかもしれませんが。ルナー帝国下の夢に関係する神性やカルトを統合する教派らしいです。夢の神様ってそんなにいるんでしょうか。

●メラセデーニヤは目覚めた世界では満足しない夢見る者でした。ある晩、彼女は深い眠りに落ち、夢の中で自己の旅(Self Journey)を行いました。多くの夢と夢の中の存在を訪れ、そこから学べるものすべてを学びました。セデーニヤの秘密を学んでからは、自分の望む夢を見、他者に彼らが望む夢を見せ、敵には悪夢を見せることができるようになりました。彼女は夢の中の存在に助けられ、また彼女の魔術の恩恵を受ける人々の支援を受け、より強力な夢を見る方法を作り上げました。

●どこの出身でどんな人だったのかもよくわかりません。それ以上に、甘い夢(Sweat Dream)と呼ばれる夢の領域(Dream Realm)が謎。異界と同じように働くのですが、異界と結びつくことはありません。また異界と同じように障壁を持ち、それを貫通する方法を確立したのがメラセデーニヤということらしいです。月の女神セデーニヤは各界にまたがる存在なので、夢の世界にもつながっているのかもしれません。

●この教派は夢を見ること、見る夢をコントロールすることについての技術を持っています。提供するのは神力《甘い夢》、典礼書『センナの書』、精霊《夢の精霊》です。精霊の《至上の夢(Heavenly Dreams)》があれば、あなたも毎晩ヘブン状態! 奥義の《夢の顕現》は夢の対象を奥義の強さに比例した時間の間、現実化します。対象は月の力に関係があるものにかぎり、その他にいろいろ制限もかかりますが、これはすごい。夢にまでみたものが、あなたのものに。

典礼書の題名のセンナ(Senna)というのがわかりませんでした。メラセデーニヤの教派は睡眠導入のためのオイル(香油?)やハーブと関係が深く、生薬にされる薬草にセンナ(学名:Senna alexandrina)というのがあるのでそれかなと思ったのですが、瀉下薬(下剤)なんだそうです。夢を見るのに関係ないですね。メラセデーニヤというのはダッカジーラと同じく女神にちなんだ名前なので、案外センナはメラセデーニヤの人間時代の名前だったりするんでしょうか。

ルナー帝国のカルト:ダッカレジーラ - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

●この教派はたくさんある教派の中でも生産性が低い…というかほぼゼロだと思います。社会性や政治色もまず無いでしょう。なのでスポンサーが必要です。また教派の欠点として、裕福な家庭の子弟が歓楽や現実逃避のために濫用することがあるそうです。見たい夢が見られるってのは考えようによっては麻薬なみに危険ですよね。上手く使えばライバルを堕落させられるかも。