空也上人立像
●なにがすごいって空也上人立像(木像)ですよ。口から出てるのが「南」「無」「阿」「弥」「陀」「仏」の6体の阿弥陀です。仏教としての解釈や意味は調べていただくとして、どうでしょうかこの表現。
●“空也の念仏を唱える口から6体の阿弥陀が現れた”のを、そのまんまお伝えするこのデザイン。作成は鎌倉時代の仏師運慶の4男康勝。やっぱりインパクトがあるらしくて、CDジャケットなんかのデザインにパクられたこともあります。
●すごいすごいとしか言ってませんが、真面目に検索かけてきた人に迷惑な気がしてきました。京都の六波羅蜜寺(最寄り、京阪「五条」駅)で見ることが出来ます。宝殿に入るのに600円。民家の並びのそれほど大きくないお寺です。本堂に上がらないと宝殿にいけないので、像だけ見て帰るということができず、正座してお寺の由来を聞くはめに、いや聞かせていただきました。由緒のあるお寺です。