赤の皇帝の代理人

Epikt2008-02-11

●この前のチャットでの打ち合わせのときに、ルナーで出世できる教派(カルト)を探してたんですが、考えてみれば帝国は中央集権制なんだから、皇帝以外の権力者を生む構造になっているわけがないんですね。偉くなりたければ軍なり教派なり、自分の居場所で地道に出世していくのが正しい。

●で、偉い人がいいなら赤の皇帝の分身をPCにしてはどうか、という話も出ました。巨大なルナー帝国の中央集権の真ん中にいる赤の皇帝はべらぼうに忙しく、体が1つではもちません。なので「GLORANTHA」に書かれているように、「彼は一時に多くの場所に現れ、その外観を自由に変えることができます」ということになる。この仕組みがILH2で説明されていました。

●赤の皇帝の4つめの仮面 Venerabilits (6/12-6/29、ドラゴニュートの夢の時の皇帝)が、1そろいの皇帝の代理人(Proxies)を創造しました。その最初のモノが「金の代理人(Golden Proxy)」です。これは皇帝の姿をした金の像に、皇帝の片手とエッセンスを付与して、命を与えたものです。…俺、誤読してないよな? 無くした片手はまた生やしたそうです。皇帝は穏やかにおかしい。そして他の仮面からも他の代理人を創造しました。

●影武者のようなものだと考えていたんですが、魔法の人造人間でした。しかしこの代理人たちは時々、機能不全を起こすか、失敗するか、衰弱したそうです。いかにもアンドロイドっぽい。それに業を煮やしたのかどうかわかりませんが、皇帝の9つめの仮面 Ignifer (7/28-7/36)がこの代理人たちを虐殺?(pogrom)してしまいました。自分殺しです。その後はターケンエギの教派(そういうものがある)から信頼できるメンバーを選んで、代役をまかせるようになりました。文字通りの代理人になったんですね。

●最初の魔法の代理人たちは普段から宮殿をうろついてたんでしょうか。それとも必要なときだけ活性化されてたんでしょうか。他の人間からは赤の皇帝に見えていたのか、別の人間に見えていたのか、やっぱり像にしか見えなかったのか。興味は尽きないのですが、そこまでは書いてありませんでした。