ルナー帝国のカルト:イリピー・オントールその2

Epikt2008-01-19

七母神の1柱、秘密の主イリピー・オントールの教派(カルト)です。以前ちょっと触れたので“その2”になりました。

 ルナー帝国のカルト:イリピー・オントール - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

●ルナーの神々の多くが元は人間なので、神話は伝記に近くなるんですね。イリピー・オントールは星の都ユスッパの巨大図書館で働く星の司祭だったそうです。異端の告発で教団から追放されたのですが、どうも政争絡みだったみたいです。ダラ・ハッパもカルマニアの支配を受けたわけですから、教団が親カルマニアと反カルマニアに分裂でもしたんでしょうか。

●追放されたイリピー・オントールはカルマニアに対する反乱の指導者たちの助言者となりました。七母神の他のメンバーと接触したのはここです。彼は知識に貪欲で、さまざまな文化の神話や秘密を学び、それが月の女神セデーニヤを復活させる儀式につながりました。立ち位置が現在(1620年頃)のルナーに対する反乱組織の賢者、紫のミナリスに似ていますね。イリピー本人は「四本の光の矢の大戦」で、天空のハンマー(Hammer of the Sky)によって死にました。漫画チックにペラペラになった印象です。

●もう1つの功績はルナーの帝国大学の元になる組織をつくったことだそうです。帝国大学の賢人達はルナーの力の源の1つですね。イリピーの教派から神話改変の神が2人も出てます。ただ知識収集型のキャラってPCだと活躍の場面が限定されちゃうんですよね。解説キャラとしては最適ですけど。

●イリピー・オントールは Brown Man とも呼ばれます。イリピー・オントールの教派の賢人は Brown Sages です。このブラウンを褐色と訳すか、茶色と訳すかでだいぶイメージが変わってきますが…。