ルナー人PCその３

●数時間のオンセのPCについてあんまり考えても仕方ないんですが。ルーンウォーズは能力値もランダムだしね。しかし、こうやって考えてる間が楽しいのもTRPGのよさなのですよ。

●せっかくルナー人PCができるんだから、いっそど真ん中のルナー人でいきたい。でも典型的なルナー人なんていない、というより典型的なPCなんていません。で、ヒョルト人とルナー人の何がちがうかと考えると、ヒョルト人はヒョルト人に生まれたらヒョルト人ですが、ルナー人はそうではないですね。ルナー人になる意志がなければなれません。テストもあるし。

●というあたりからルナーは文化じゃなくて文明なのかなぁと思います。俺が文明と言って思いつくのはアメリカです。あの国は移民を受け入れます。最近はそうでもないらしいですが。カナダに移住した人間は10年たっても自分をカナダ人だと言わないが、アメリカに移住した人間は10年後には自分をアメリカ人だと言うだろう、というのをどこかで見て妙に納得したことがあります。もちろんそんな単純なものではなく、人種差別やら格差やらあります。ありますが、そういう力を引き出すのもあの国の特徴だと思うのです。

●地球の話はおいておいて。自分の文化にはじかれて、ルナーで新しく人生を取り返そうとしてる人間というのは一つの典型になるでしょうか。すると、ダラ・ハッパで夫に追い出された中年女性とか面白いかな。カルマニアやアルコスでもいいですが。彼女にはその後、どんな人生がありえるでしょうか。