ルナー帝国のカルト:ジャーカリール

Epikt2008-01-17

七母神の1柱、魔女ジャーカリール(Jakaleel)の From Dark Tradition です。祈祷師の“伝承”の1つですね。ILH2の解説ではジャーカリール自身のおもしろエピソードなんかはありません。どうもルナー帝国が祈祷師と呪術も押さえるためにいるという感じです。機能的というか。

●ジャーカリールは強力な地底の祈祷師(呪術師)で、 Before Dark Tradition という伝承の指導者の1人でした。地底のシャーマンたちって言われてもトロウルしか思い浮かびませんが。闇の伝承だし。ところが七母神に加わった過程が省かれてまして、しかも女神の再誕の後、女神から離れてしまうんですね。あんまり他のメンバーとも絡みません。それでいて、月の女神の出現で精霊界におこった変化を自分の力にしたジャーカリールはルナー最大の祈祷師になりました。その後、神格化もしちゃうんですけど。しかも神なのに大精霊でもあるらしい。

●ジャーカリールが新たにつくった伝承が From Dark Traditon です。それまでのビフォーと対になってて、たぶん旧闇の伝承と新闇の伝承みたいなことなんでしょう。適訳が思いつきませんが。

●祈祷師や呪術にはぜんぜんさわってないので、よくわかりません。伝承の下に習わし(Practice)という小さい流派のようなものがあって、そこに精霊が属してるようです。 From Dark Tradition の伝承の中には、新しいルナー精霊とそれまでの地界の闇の精霊の習わしがごっちゃになってます。要するにジャーカリールは、それまで持っていた地界とのつながりを保持したまま、月の精霊の力も手に入れた、ということのようです。

●それで、新しく手に入れたルナーの習わしに Five Spirit Moons Practice というのがあるんですが、これは5つの精霊の月の習わしとでも訳すんでしょうか。この習わしには名前のとおり、《満月の精霊》《半月の精霊》《虚ろな月の精霊》《欠ける月の精霊》《満ちる月の精霊》の5つの精霊が含まれています。それぞれの精霊が月の周期に対応した能力を持っています。