ドラゴン・パスの風景

Epikt2007-09-15

●何を迷っているかといいますと、実際のドラゴン・パスがどうなってるのか具体的にイメージしたいのです。ドラゴン・パスが現場だとするとルナー帝国の権力機関の話は会議室に近いです。事件は現場で起こってる。

●偉大な先人たちのおかげで、トゥーラでのヒョルト人の暮らしというのはだいたいイメージできます。しかしあちこちを覗いてもまだわからないことがあります。都市でのヒョルト人の暮らし、禁止されてるオーランス信仰はどうなっているのか、ルナー人はどのくらいいて何をしているのか、行政・徴税はどうなっているのか。

オーランス信仰の禁止は以前扱いましたが、ベテランでも意見が分かれるという結果になりました。

 オーランス信仰の禁止
 オーランス信仰の禁止その2

どっちにしろ1621年の闇の季(冬)から1622年地の季(秋)までの間に、オーランスとアーナールダの力は弱まって凍土の戦いで1度死にます。

●ルナー人の行政というか支配について。まず旧サーター王国の辺りは属州以前の段階ですね。占領統治にとりかかって20年、ルナー化はまだまだ、という状態。それで統治の責任者は順番に、“太っちょ”ユーグリプタス(1602〜1613)、“博識”ファザール(1613〜1621)、“聡明なる”タティウス(1622〜1625)です。みんな進駐軍の将軍です。おそらく十分にルナー化して属州に格上げということになれば、ルナー傘下での自治が認められ、軍は撤退するのでしょう。

●で、疑問なんですが、ルナーの支配には軍事、政治、宗教の3つの面があると思うのですよ。軍事は当然として、他の2つも占領統治の将軍に責任があるんでしょうか。他の責任者の名前を見たことがありません。おそらくまだ秩序が確立する以前なので、未分化のままいろいろやっているんだと思うのですが。

●例えば『ヒーローウォーズ』にはルナー人の職業として帝国官僚というのが出てきます。帝国の方針からすれば税の徴収は最重要でしょうから、その整備にあたる官僚と役人が派遣されて来てるはずですよね。王都のボールドホームにその機関があるんでしょうか。また、こないだから言ってる七母神教会も、一応は将軍の権限の下にあるんでしょうか。それとも独立の権限を持って派遣されてくるんでしょうか。でも軍隊の協力がないとまだいろいろ危ない。ファザールがヒョルト人を放っておいて、南方に進軍したぐらいですから、もうその辺りのシステムは完成していたと思うのです。

●まあルナー側で連携がとれてない方が、シナリオネタが増えてマスターとしては都合がいいかもしれません。しかしこの特殊な状況って21年からゲームを始めたとしても、25年までしか続かないんですよね。あんまり細かく考えても仕方ないのかな。