●じゃあ、ルナー帝国を倒すことになってるヒョルト人側の人口はどうよ? というのも調べてみました。ヒョルト人と言ってもドラゴン・パス地方限定ですが。要は旧サーター王国の勢力圏ってことですね。そんな都合のいいデータがあるかと思いましたが、 mallion さんが書いてました。
サーター王国について サーター占領1621年
http://www.glorantha.to/~tome/lib/sartar.htm
これを参考にします。
●ハイ、足し算してみると、
分類 | 人口 |
---|
王都ボールドホーム | 11,000 |
その他の4都市 | 8,500 |
ダックポイント(町) | 100 |
トゥーラに住む17の部族民(人間のみ) | 147,000 |
テルモリ族(非人間) | 8,500 |
ダック族(非人間) | 7,000 |
総人口 | 182,100 |
●1492年のサーター王国の建国以来、ドラゴン・パスのヒョルト人は一部が都市に住んでいるので、別計算になります。大部分は昔ながらのトゥーラに分かれて暮らしています。都市部の人口には
流入してきたルナー人も含まれているはずですが、その正確な数はわかりません。またこのデータはデザイナーによる公式なものではないとのことですが、おおむね18万人というアウトラインは決まっているようなので、いい線だと思います。
●それで、総人口182,100はどのくらいの規模か。
青森県弘前市の人口186,117、これが近い。ドラゴン・パスの地理を考えてて意外に狭いことに驚いたことがありますが、それと同じです。サーター王国は小さい。非人間種族の
テルモリとダックを抜くと、東京都
台東区の168,400が近い。ルナー帝国vsドラゴン・パスは東京23区を
台東区がくつがえすという戦いなのでした。負けるな
台東区。邪悪な
都知事を倒せ!
●しかも実際にこれだけの数を動員するのは難しいのです。ルナー帝国の分割統治政策が上手くいって、部族間で親ルナーと反ルナーの対立があります。これを糾合するにはサーター王が立つしかありません。『
グローランサ年代記』ではアーグラスはドラゴン・パスから興って、サーター王となりルナーを倒すことになってます。
●近隣の国で言えばイェルマリオの陽の天蓋領が7,000人だそうで、ここも少ない。ところが、ルナー属州領でドラゴン・パスに接しているターシュ王国(Tarsh)は人口360,000とずばぬけて多いんですね。属州領の中でも一番多く、昨日のルナー帝国内の民族別の人口順位で行けば、ターシュ人はカルマニア人の次に多い。そんなのが隣接してるわけですから、アーグラスとしてはますますつらい。やはり彼の勝利には何かペテンがあるようです(笑)
[追記]
ジェナーテラ全体の人口
ジェナーテラ大陸の人口 - まりおんのらんだむと〜く+