●いろんな民族がいるのはわかったけど、そいつらの割合はどうなの? という疑問にも答えが用意されてます。各エリアの人口とその内訳がILH1に書かれています。例えばルナー政府当局調べとして、シーリラ(Sylila)の人口は800,000で、その16%はダラ・ハッパ人である、というようなことがわかる。そこから帝国の総人口や各民族の総数が逆算できるわけです。で、帝国のだいたいの大きさを感覚でつかむために、人数を数えてみました。もちろんILH1に載っている分だけの合計なので、精密なものではありません。
ルナー帝国 総人口 7,330,000
民族の内訳 上位10位まで
順位 | 民族 | 人口 | |
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1位 | Dara Happan | 1,381,000 | ダラ・ハッパ人 |
2位 | Lunar | 855,500 | ルナー人 |
3位 | Pelandan | 798,500 | ペランダ人 |
4位 | Darjiini | 757,750 | ダージーン人 |
5位 | Carmanians | 456,000 | カルマニア人 |
6位 | Odayling Alakoringite | 288,000 | |
7位 | Kostaddi | 265,500 | |
8位 | Rinliddi | 254,000 | リンリディ人 |
9位 | Naverians | 212,000 | |
10位 | Darseni | 148,000 | |
●まず総人口の733万人ですが、実は東京23区の総人口より少ない(
wiki の2007年のデータによる)です。23区は約865万人いるそうな、あらら。とはいえ、現代の地球人である我々は人口は滅茶苦茶増えるものと考えていますが、それも19世紀末の
人口爆発の頃からであって、
グローランサが地球で言えば中世よりも前のレベル、しかも大暗黒で人類存続を危ぶむほどに数が減ったことを思えばルナーは凄いのかもしれません。遅れてきた帝国の時代というか、ライバルのいない帝国だもんな。あと東京は世界でも有数の人口密集地だというのもあります。
●で、内訳です。ダラ・ハッパ人が一番多い。威張ってるだけあります。138万人は神奈川県の
川崎市の人口に近い。あの辺が太陽帝国です。2位がルナーの道に入ったルナー人で、85万人もいます。もっと少ない希少エリートかと思ってました。そうでもないんですね。ルナーの神を崇める俗な平民も多いのでしょう。認識を改めなくては。この数は東京の世田谷区の人口に近いです。あの辺を歩くときは啓発されないように気をつけてください。ルナー人は首都を除いて、各エリアの人口に10%ずつくらいの割合で偏在してます。
●被征服民の歴史を持つわりには意外に多いペランダ人がほぼ80万人で3位。
静岡県の
浜松市に匹敵します。お茶の香りですね。ダー
ジーン人が76万人で4位というのも意外でした。もっと
少数民族っぽいのかと思ってました。逆に5位のカルマニア人は45万人と意外な少なさ。石川県の
金沢市と同じくらいです。かつて一大帝国をきずいた覇者のわりには少ない。実はクリムゾン・バットによる一撃がいまだに堪えてるんでしょうか。こえー。
●他にもいろいろいるんですが、特に取り上げられてない民族でも数が多かったりするんですね。まだ全部読めてないんですけど。我らがリンリディ人は25万人で、やはり一地方勢力という感じです。長い被支配の歴史を考えれば健闘していると言えるかもしれません。リンリディ人は長崎の
佐世保市と同規模です。鳥の王国は思ったより西方にあった。
[追加]
ジェナーテラ全体の人口
実はペローリアよりも人口が多いエリアが2つもある。
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