ルナーの文化キーワード:ダージーン

Epikt2007-09-03

●ルナー帝国内、ダージーンのキーワード。徳目に Subtle とか書かれても訳に困る。呪術については「ヒーローウォーズ」と「HeroQuest」ではルールが変わっているようなので、 mallion さんのところを参考にしました。 practice というのがよくわからなかったんです。

●単純な外見の背後に闇を隠している云々とあったのでワクテカして訳したのですが、どうも長年の被征服体制で恨みつらみが溜まっており、いざ帝国をおびやかす存在が現れたときには、帝国内でありながらダージーンが火薬庫になるかもしれない、というニュアンスのようです。それともここには書いていない、暗黒な伝統でもあるんでしょうか。まさか解放的なエロスのことではあるまいな。あと、飛空船のムーンボートも普通の川船と同じノウハウで動くものなのか?


■ダージーン人の文化キーワード

外見と印象:彼らは腰布と精霊のお守りをつなげたものだけを身につけ、しばしば歌い踊り、まったく原始的に見えます。しかしダージーン人はどんちゃん騒ぎの背後に闇を、単純さの後ろに複雑さを隠した古い民です。

利用可能な職業:芸人(太鼓叩き、歌い手)、農夫、歩兵(弓兵、一般兵(ordinary)、投射兵)、癒し手、狩人、商人、下級貴族、戦士
生来の能力:〈踊り〉〈ダージーン人の慣習〉〈ダージーンの地理〉〈[地域]の知識〉〈田舎の生存術〉〈歌う〉〈近接戦闘(槍)〉または〈近接戦闘(レスリング)〉〈泳ぐ〉
典型的な性格:快活な、ドラゴンを恐れる、アルコス人を嫌悪する、偏見のない、立直りが早い、ダラ・ハッパ人を恨む
典型的な縁故:家族へのもの、祈祷師へのもの、村へのもの
魔法:共通魔術、シュア・エンスリブ伝承(SurEnslib Tradition)(呪術)

■シュア・エンスリブ伝承
 ダージーン人は世界と生物を孵化した広大で不可知な源、シュア・エンスリブを信仰しています。シュア・エンスリブと彼女の子供たちを信仰する主なやり方は歌と動きです。一般的なダージーンの言葉で「イーオラ(歌い手)」が祈祷師を指すのは、それが理由です。
 伝承は広い範囲の習わし(practice)を含んでいて、信者はそれを単純に宗教の一部と見ており、状況と必要の命じるところに応じて参加したり、離脱したりします。呪物を覚醒する儀式は2つの異なる習わしの責任です。個別の習わしに集中化している専門家の祈祷師がいますが、しかし多くの人間はそのうちのいくらか、あるいはその全てを使います。ほとんどの人々は精霊崇拝者としてシュア・エンスリブを信仰しますが、一部は習わしの一つの習得者?(practicer)になっています。

■シュア・エンスリブ伝承のキーワード
能力:〈シュア・エンスリブ伝承知識〉〈シュア・エンスリブ信仰〉
徳目:ダージーンを愛する、育成的、玄妙である(Subtle)、伝統主義者
魔法:伝承精霊(加入者は通常5つのお守り(charm)を持って開始する)
《豊穣の精霊》(《安らかに産むもの》精霊力10〜20、《豊穣の寝床》精霊力10〜20、《つがいの踊り手》精霊力10〜20、《解き放たれた情熱》精霊力10〜5M)
《偉大な沼地の精霊》(《齧るぶよ》精霊力10〜20、《砂丘》精霊力10〜20、《優しく囁く水》精霊力10〜20、《渡るアオサギ》精霊力10〜5M)

■故郷を離れる理由
 ダージーン人は漕ぎ手として有名であり、空を渡るムーンボートの操舵手であり、船員です。その職種において、多くの連盟や貴族の家門、商業資本が彼らを募っています。しかしダージーン人自身もまた、休むことの無い開かれた精神を持っています。若い男女にとって、彼らを迎え入れる故郷のふところに戻る前に、知識や経験、知恵を求めて帝国の水路を旅することは、まったく一般的なことです。