刺激

Epikt2007-08-04

●より強い刺激を求めてしまうという話。また元ネタが南伸坊の『モンガイカンの美術館』で申し訳ないんですが、その中のマンダラについての章から。

●スピトク寺院の壁画だそうです。忿怒尊ということで、見たことのある方も多いと思いますが、大変なことになってます。燃えてますね。腕もたくさんあって、その手が全部別の武器を持ってます。顔も多いし、目も多い。足もたくさんあって、いろんなものを踏んでます。踏まれてる側が多すぎて、組体操みたいになってます。んで、手前にくっついてるのは嫁さんだそうです。もちろんそれぞれに宗教的な意味づけがあるんだと思います。

●元の記事ではマンダラの本来の役割から離れて、画家の「芸の毒」みたいのが出てしまってるのではないか、と指摘されてます。信仰の有無に関わらず、やりすぎて面白い絵になってしまってるじゃないかと。