ウズ(トロウル)でプレイ可能か?
● mallion さんのところでトロウルをPCに使った場合の検討をされてます。
http://d.hatena.ne.jp/mallion/20070809/p1
●私がちょっと難しいんじゃないか、と思うのはウズは視力に頼らず、独自のソナーによって周囲を感知しているからです。その知覚がどんなものかはリンク先を見ていただくとして、これを(人間の)GMが描写するのは至難ではないでしょうか。まず人間にどう見えるかを考え、それがウズにはどう見えるのかを考えなければいけません。その辺は適当にやればいい、と考えるならわざわざウズでやらなくてもいいですね。
●しかし考えてみれば人間どうしだって物の見え方はちがうわけで、例えばエスキモー…は駄目なんだっけか。イヌイットには雪を表す言葉がたくさんあるとアジモフが書いてました。雪質のちがいを区別できるようにですね。生活に密着しているために、その違いを表現する必要があります。モンゴルの遊牧民には馬の毛皮の色や模様、体格などを表す言葉がたくさんあるそうです。こっちは椎名誠が書いてました。
●言葉があるということは、他国人には区別できないそれらの差を感知してるということです。言葉が先か世界が先かはわかりませんが。グローランサの一部の民族にとって書き言葉は魔法ですが、話言葉だって魔法かもしれません。例えば日本人は昔と今では色の感覚がちがいます。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~sakamaki/yurai2.html
現代人の私にはその色の差を表す言葉がありません。
●するとたぶんウズは物の堅さや密度、表面の滑らかさなどを表現するたくさんの言葉を持ってるでしょうね。恋人を褒めるための女の手触りを表現した言葉や、男の筋肉の詰まった胸板を表す言葉もあるのかもしれません。