携帯ゲームブック
●季刊「R・P・G」のvol.3を買いました。あいかわらず読む記事はそんなに多くないんですが(なんで発売されてない「カットスロート・プラネット」のリプレイ記事が載ってるの?)、その中に HUGO HALL 氏の携帯ゲームブックの記事がありました。主旨としては携帯電話を使ったファイティング・ファンタジーのゲームブックが、未訳のものを含めて10本つくられるという話。それも今まで以上に人間(ゲームブック関係者)をそろえてやるらしいです。
●オタクというのは難儀な習性があって、変に潔癖なんですね。昔、SF界でマイクル・クライトンが嫌われたという話を何かで読んだ覚えがあるんですが、理由は売れすぎたから、だったと思います。例えばハリー・ポッターについてル・グィンに聞いてみるとどうなるのか、とか。
●ゲームブック界という狭い世界も似たような部分があって、大きく変質するくらいならもう滅んでしまえ、という考えがある。2chのゲームブック板ではそれを大声で主張する人がいて、板が死んでます。記事中に書いてあるとおり、今一番売れてるゲームブックはクイーンズ・ブレイドなんだそうです。ただオナニー以外の用途に使われてるのは、そのうちのどのくらいなのか疑問ですが。この状況を受け入れられない人もいる。
●俺は残念ながら携帯音痴で全然わかりません。携帯コンテンツ事業が好調と聞いても、そんなに儲かる仕組みがわかりませんでした。なのでFFをやりたいから携帯を変える、ということもありません。そういう人はどのくらいいるのかな。
●まとまりませんが、ここに来て新しい動きがあるんだな、と感じたので。