“最後の自由の王”ブライアン

Epikt2007-07-10

● mallion さんのところで、「凍土の戦い」を扱っておられます。
 オーランスの死の物語(2)
 http://d.hatena.ne.jp/mallion/20070705/p1
 オーランスの死の物語(3):「凍土の戦い」
 http://d.hatena.ne.jp/mallion/20070708/p1
 オーランスの死の物語「凍土の戦い」2
 http://d.hatena.ne.jp/mallion/20070710/p1

●私は昔から爺さん武将が贔屓なので、この戦争の指揮をとっているブライアン王も贔屓です。ブライアン王が開戦前に各部隊をまわるのですが、戦術的な指示の後で飛ばした激がコレ。

 We are brothers in Heort today, at the end of the world.
 We are the Hurricane!

「我らはハリケーンだ!」で、鼓舞されましたか?

●兵士への激で感動的だったのは映画「ロード・オブ・ザ・リング第3部」のセオデン王の激です。

 Forth, and fear no darkness !
 Arise, arise, Riders of Theoden !
 Spear shalls be shaken,
 shields shall be splintered...
 ...a sword-day, a red day...
 ...ere the sun rises !
 Ride now !
 Ride now !
 Ride ! Ride for ruin...
 ...and the world's ending !
 Death ! (Death !)
 Death ! (Death !)
 Forth Eorlings !

やっぱりこっちの方がいいなぁ。韻を踏む余裕もある。コレは字幕だったので訳もあります(笑)

 進め 暗闇を恐れるな!
 立て セオデンの騎士たち!
 槍を振るえ
 盾を砕け
 剣の日ぞ 赤き血の日ぞ
 日の上る前ぞ!
 いざ進め!
 いざ進め!
 進め! 破滅を目指せ
 この世の終わりを目指せ!
 死だ!(死だ!)
 死だ!(死だ!)
 進め エオルの家の子よ

●この後のローハン騎士団の「デス!」に震えない男子はいないと思います。日本語の吹き替えでは「死のう!」になってて心底がっかりしたのですが。ヒョルト戦士が死を叫ぶとどうなるかは mallion さんの続きの記事で書かれるでしょう。

●ブライアン王の激に悲壮感がないのは性格なのかな、と思います。追いつめられないタイプでしょう、どう考えても。風や変化の信奉者なのと関係があるのかどうか。
 
ラーンステイ教団とブライアン王 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし