サーターの鉄の輪

Epikt2007-06-29

●自分がHWをやったときに困ったことを並べておけば、これからする人の参考になるかなと思って書いてるんですが、そんな人いるのかな。

●第三期の1620年にヒョルト人でスタートすると困るのが、すでにルナーに支配されているという点です。氏族の1戦士から始めてもひっくり返せそうな余地がありません。ではまったく希望がないかというとそうでもないです。

●まずオーランス信者の反乱軍がホワイトウォール(旧サーター領からさらに南方のヴォルサクサールの街)に立てこもってます。ヘンドレイキ地方のヴォルサクシ部族の王“最後の自由の王”ブライアンと、サーター地方のケルドン部族の女王カリル・スターブロウ、ブラックマーに追われたコリマー部族の元女王“バリスタ”のベティ・レイカなどです。オーランス信者の最後の拠点と言われるだけあって、ここには叛徒のほとんどが集まっていますが、“聡明なる”タティウスが率いるルナー軍に包囲されています。ルナー総指揮官の“博識”ファザールはさらに南下してヘンドレイキを占領しました。(前任者のユーグリプタスは1613年にウナギの砂糖漬けの食べ過ぎで死んでいます)。

●この時点では主戦場は南にあり、旧サーター領では戦争はほぼ終わっています。反乱軍も包囲された状態にあるため、駆けつけて加わるというのも難しいでしょう。

●1620年の冬にはホワイトウォールが陥落し、1621年にはルナーの皇帝から勝利宣言が出されますが、これは反乱軍の思惑通りだったと思います。ホワイトウォール陥落の際には反乱軍はほとんど無傷で逃走することに成功し、それぞれのリーダーの隊に分かれて各地に散開しました。ルナー当局にとってはこの状況の方が厄介です。あちこちに潜伏した反乱のリーダーたちは、ルナーに抵抗する者を糾合していくことになります。この状況ならPCたちにも彼らと接触するチャンスがあるかもしれません。

●反乱軍は1622年の「凍土の戦い」で再び集結してルナー軍と戦うことになります。