クトゥルフのシナリオを考えるその3

●俺の苦手意識の大元の1つに、PLを誘導する上手い方法がわからないというのがあります。一歩道シナリオをさけようとすると、シナリオは各パーツに分かれます。例えば「容疑者の家に行って直接さぐる」とか、「博物館に資料をあたりに行く」「目撃者の話を聞きに行く」とかですね。そのパーツのどれが先に来るかはPL次第です。

●この順番が問題で、過去の俺の失敗にPLたちがひたすら容疑者を追いかけて、博物館の方には回らなかったというのがあります。事件が起こってるのに容疑者を追いかけなくてどうするという、たいへんもっともな理由でした。もっともなんですが、博物館の方をあたらないので事件の背景がよくわからぬまま終わってしまいました。

●こういう場合、あまり強制を感じさせないやり方でPLを誘導できればと思うのですが、具体的なテクニックを思いつきません。それでシナリオを作っている間は話の順番が曖昧なままとなり、あとはやってみるまでわからん、というあまりよくない状態で本番を迎えてしまいます。やはりリプレイなんかも参考書として読むべきなんでしょうか。