テリーマン問題

Epikt2009-06-10

週刊プレイボーイに連載中のキン肉マン2世について書くつもりで、帰りに買おうと考えていたのですが、売り切れてました。なので他のファンサイトなどに頼って書きます。

●2世は現在、過去に戻ってのタッグトーナメントの真っ最中で、今やっているのはキン肉マンテリーマンコンビとキン肉万太郎&カオスコンビの新旧主人公対決です。漫画の都合上、主人公の万太郎は負けられず、かといってキン肉マンが負けるわけにもいかず、いったいどうするのかと思っていたら、さらに敗者はマスクを脱ぐという公約まで入ってしまいました。キン肉一族が衆目に素顔をさらすことは死を意味します。

●過去のキン肉マンが死ぬと未来の息子である万太郎は消えます。八方塞がりでしたが、時間超人ネプチューンが組んでサタンを呼び出し、その術でキン肉マンに魔の砂時計の呪いがかけられました。リングに上がって一定時間が過ぎると死ぬ呪いで、キン肉マンがどんどん弱っていきます。これで負ける理由はできました。

●今さらですが、キン肉マンが死ぬとやべぇことに気がついた万太郎の仲間たちが騒ぎ出しました。とりあえず先代主役チームが無難に負けるために、タオルを投げてギブアップしろ、という流れになったものの、キン肉マンのパートナーテリーマンは覚悟がちがう。そもそもギブのためのタオルを持ち込んだりしてません。

●ここからおかしくなるんですが、未来から来たテリーの息子のキッドが、だったらこいつを! と取り出したのが「テリー家に代々伝わるグレートテキサンハット」これを放棄することはすなわち負けを認めることを意味するのだそうです。キッドが投げたテンガロンハットはリング(山の中腹にある)のテリーの元に、ガラスをぶちやぶって届きました(もうこの辺りはいいです)。さあどうするんだテリー、というのが今週まで。

●俺はテリー好きなので、この展開はがっかりです。またテリーが負けを引き受けるのか。考えてみればこれは旧作でパートナーのジェロニモを救うために、テリーが肩の星を外して負けを認めたエピソードの焼き直しかもしれません(だったら今回も星でいいのでは?)。キッドが超人オリンピックで一般人を救うために棄権したときもがっかりしたのですが(これも旧作のエピソードの焼き直し)、なんつーかもういいかげんにしてください、ゆでたまご先生。無理な状況にしたツケをテリーにまわすな。

●でも負けたらマスクを脱ぐ公約はどうするんだろう。