ヒョルト人のカルト:ヴァラノーランス

Epikt2009-05-22

●野の姫ヴェルハラとつがいオーマラヤとオデイラの父親となったときのオーランス、ヴァラノーランス(Varanorlanth、ヴァランオーランス?)です。 Orlanth the Wild という意味だそうで、野生のオーランスといった感じでしょうか。いわゆる役割を終えたカルトだと思うのですが、データが載ってます。

●ヴァラノーランスは発見の群れを率いて探検するさらに以前、まだ黎明の世界を1人で探検したオーランスです。若いオーランスはステッドも親族も武器も持たず、未知の世界で生き延びる手段を見つけ、発明しました。

●ヴァラノーランスは鎧も衣服も軽蔑し、大青と呼ばれる染料で自分の体を彩ります。杖や石、ロープなど自分で見つけたものしか使わず、自分で作った道具と手を使って働きます。ヴァラノーランスはみずからの魔法が役に立たない都市や町、単純な建て物の中ですら落ち着きません。彼は開けた土地、空の下で暮らし、屋根や家畜、穀物などについて思い煩うことはありませんでした。

●まだ信者がいるのかわかりませんが、ヴァラノーランスは冒険者オーランスの下位カルトで、冒険者オーランスの神力にくわえて、《荒野で生きる》神力を提供します。奥義は《どんな所でも生き延びる(Survive Anywhere)》で、どのような場所であれ食料や気候に順応するのに必要な物(身にまとう植物など?)を見つけることができます。また異界では“異質な世界”修正を受けることがなくなります。神界はすべて“安全”になり、精霊界と魔道界は“危険”になります。

●ご先祖様のような原始人的なカルトかと思ったのですが、「荒野の中のオーランス」という神話を見るかぎりそういうことではないようです。