ダック族

●今日の日記に使おうと漫画「燃える!お兄さん」に登場したキャラ、ダック・ニコルソンの画像を探したのですが、1件しか見つかりませんでした。無常です。

●いろいろコメントいただいて、ドラゴン・パスのアップランド湿原(ヒョルト人の生活圏からは西に位置する)について理解できたと思います。アップランド湿原は帝国の時代にはEWF(ワームの友邦帝国)の都市があった場所で、1383年にアンデッドがうろつく湿原と化しました。この「街の南門の近くには、新たな生物を造り出すために興味深い実験が行われた場所、かの有名な「ツギハギ動物園」」があったのと、コメントいただいたように動物園の創設者が「神知者帝国からEWFへ亡命してきた高位魔道士のディレクティ」なのですから、現在(第3期、1621年)、アップランド湿原が“死人使い”ディレクティの勢力下にあるのも当然らしい。

●この湿原近くにダック(Durulz、ドゥルルズとも)が住んでいます。ダック族についての説明を「Anaxial's Roster」から一部引用。訳は俺です。

ドゥルルズは形状はアヒルに似ていますが、翼の代わりに4本の指がある腕を持っており、そのために飛ぶことができません。彼らは前を向いた目と唇、歯も持っています。典型的なドゥルルズの身長は4フィート(約120cm)くらいです。彼らは喧嘩っぱやい種族で、一般的に隣人からは見下されています。何人かのドゥルルズのヒーローが相当な力を獲得してのけましたが、ドゥルルズ以外の種族でそれを認める者はわずかです。

ごたごたの末、ダックたちはヒョルト人の1部族と同盟してアップランド湿原のアンデッド勢力と戦いました。また彼らはサーター王国の民でもあります。今はルナー帝国の迫害にあって四散していますが。

●ここにダックがいるのもツギハギ動物園で造られた実験生物の生き残りだとすれば納得がいきます。アヒルの民ですから、湿原で暮らしやすかったはずです。死の神フマクトを信仰するダックの戦士がいるのは、湿原から湧いて出るアンデッドたちと戦うためですね。

●神知者によればダックはキート(Keet)という鳥の民の中の1支族なのですが、ダックたちはそれを知らないか、気にしていません。キートについては mallion さんのところに詳しい説明があります。
キート族について - まりおんのらんだむと〜く+
はるか東方の島々に暮らしているそうです。

●EWFがキートの知識を元に創造したのがダックたちだとすれば、本来の種族から切り離されてしまっているのも説明できますね。


[追記]
ダック族のサプリ『Ducks : Guide to Drulz』(未訳)を mallion さんが紹介してます。
こ、こいつらは本気だ 『Ducks : Guide to Drulz』 - まりおんのらんだむと〜く+
悲劇の種族ダック;「運命のいたずら」(Quirks) - まりおんのらんだむと〜く+