北京オリンピックの開会式

●少し遅れましたが、テレビで開会式を見た感想など。聖火を点火するのが誰か知りたくて最後まで見ました。結局、中国の元メダリストの男性でした。ジャッキー・チェンとか期待しましたが、まあ考えてみればそれではまずいですね。しかし長かったし眠かった。参加国が多すぎる。

●言いたいことは入場時の各国の選手の服装、ユニフォームについてなんですが。日本は無難でしたね。紺の上着と白のズボン、女性は膝までの短いズボンと赤いスカーフ。今回の日本がよかったと思うのは、2000年シドニーオリンピックでの虹色マントとくらべてしまうからでしょう。

●国旗と同じ色を使うのはあきらめましたね。正解だと思います。赤と白ではどうにもならない。カナダの国旗が同じ配色で赤白のユニフォームでしたが、やはりどうにもなってませんでした。こればっかりはしようがないですね。デンマークだったか、青と黄色でいまひとつでした。これも国旗の配色だったかな。でも色の感覚って民族によってちがうしな。

●スーツが似合う体型は肩幅が広く、胸板が厚く、頭が小さく、姿勢がいい、そんな感じでしょうか。なのでアジア人にはつらい。日本人にもハンマー投げの室伏選手のような例外はいますが。オリンピックに参加する人たちなのでスポーツのために鍛えられ、顔には緊張感がありモデルとしては素晴らしいのですが、やはりスーツは。黒人は似合いますね。見てていいなぁと思ったのは中南米諸国の国旗の配色、緑や黄色をそのまま使ったスーツを着た選手団でした。黒い肌に原色がよく映えてました。カラフルなのがよくあう。

●民族衣装の国もありましたね。南洋の島々のアロハ、女性はムームー? っていうんですか。いい感じでした。観光国家にとってはすばらしい看板ですね。俺もあっちの方の体型なので親近感があります。アフリカはテレビで見るマサイの戦士みたいな装束の選手もいました。槍を持ってる人もいたな。たぶん刃はついてないでしょうけど。マントをつけてる集団もいました。あれは民族的なものなんだろうか。

●帽子をかぶる習慣のある国もあって、全員がそろいの帽子をかぶってるのも見ててよかったです。フランスは女性にベレー帽をかぶらせてましたが、いまいちでした。おフランスなのに。かっこよかったのは黒が基調のニュージーランド。強そうでした。スイスはみんな半ズボン、バミューダパンツっていうんでしょうか。リラックスムードでした。

●あれこれ言っても画像がないとわかりませんね。で、どうも考えてみるに俺は日本人選手団には世界からかっこいいと思われて欲しいらしいんですね。それで心配してたようです。愛国心ってのが嫌いなんですが、しょせんは日本生まれの日本人です。