ワイバーンの従者

●竜馴らしのオタシュカナーの教派の信者はワイバーン騎手です。馬と同様に装備品としてワイバーンをとってもいいんですが、従者扱いにしたらどんなもんかと考えました。
ルナー帝国のカルト:オタシュカナー - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

グローランサワイバーンはいわゆる翼竜で、腕はなく、翼と1対の脚を持っています。よく動く尻尾を持ち、尻尾の先には針がついていますが、毒はありません。知性はあるものの基本的に人間ほどは賢くないです。

●オタシュカナーの教派は騎獣として訓練していますが、気難しい生き物で小さい頃から訓練した人間にしか騎乗を許そうとはしません。信者はヒーロークエストを行って、自分で訓練するワイバーンの卵を取ってくるところから始めると思われます。なので名前をつけて従者として扱うのも間違いではないかと。

●「ヒーローウォーズ」の“従者”のルールでは従者キャラクターは2つの能力を持ち、第1能力はPCの最高能力値より8低く、第2能力は12低くなります。初期キャラクターの最高能力値は5M(25)なので、17と13の能力を持つことになります。

●で、ワイバーンの従者ですが第1能力は〈飛行〉でしょう。もう1つをどうするかですね。「Anaxial's Roster」によるとワイバーンの主要な能力は以下の通り。
〈曲芸飛行:15〉〈速く飛ぶ:18〉〈大きい:5M〉〈獲物を嗅ぎつける:18〉〈力強い:2M〉〈しぶとい:5M〉
普通の飛行は無いんか、というのが気になりますが。俺が従者として能力をつけるなら、〈賢い〉とか〈話す〉とかでしょうか。
ワイバーンの従者(〈飛行:17〉〈賢い:13〉)

●従者でよくわからないのは能力として書かれていないことがどのくらいできるかです。ワイバーンは普通は大きい生物なんですが、従者のワイバーンに〈大きい〉能力がないとどうなるのか考えてしまいます。常識で考えろ、というのが一番困りますよね。人によって常識はちがいますし。書かれていない能力が使えるとそれはそれでおかしい。普通のワイバーンは上のような能力を持つのだ、と言われても従者キャラクターのワイバーンが普通のワイバーンと同じ扱いでいいのかどうか。