ウォーハンマーRPG

Epikt2008-02-07

●半年以上ぶりに「ウォーハンマーRPGTRPG)」ができることになりました。以前使っていたエルフの中堅魔術師で参加する予定。状況によっては即火あぶりにされそうなキャラですが。

●死にやすいゲームは嫌いではないのか、と自分でも思いますが、ウォーハンマーは好きですね。なんでじゃろ。元がウォーゲームだけにダイス目次第で首が跳びますし、神業の類の大技は運命点しかありません。それも1点につき1回、致命的なダメージをチャラにするくらいのものです。その運命点もセッションごとに回復したりはしません(これは卓による)。

●昔、米のパンクTRPGルーンクエストなら英のパンクTRPGウォーハンマーだとどこかで聞いたのですが、今思えばその基準は手や足が跳んで身体欠損になる世界だからじゃないのかと。そのくらい世界設定がぶっ飛んでまして、文明レベルは中世時代、わずかに火器が導入されているくらい。人間と敵対する勢力がわんさといます。人間の崇めるどちらかというと善の神々もいますが、もっと強力な混沌の神々もいます。混沌の勢力以外ではヴァンパイアやスケイブン(鼠人間)なども人間を脅かします。人類が滅びていないのは、それらの勢力が互いに足を引っ張り合っていることの方が多いからです。

●で、そういう世界で人間が清く正しく生きているかというと、別に。悪徳ははびこり、生存競争は厳しい。疫病のルールや義手義足の装備が充実しています。混沌によって怪物にされた無垢な犠牲者は救われますか? いいえ。まずは生きることを優先し、それ以上のことは余裕があればやる。もちろんヒロイックなゲームというのも、GMとPLの希望であればできますが。職業はランダムで決まり、ネズミ捕りや野営追行者など、他のゲームではまず見ない厭リアルなものもあります。この世界の住人は確実にウンコをする(こいつら絶対ウンコしねえな、ってゲームもある)。

●これくらい極まっていると逆に吹っ切れます。やるだけやって駄目なら死ぬ、という感じになる。妙に風通しがいいんですね。この世界に愛着を持っている人間も多いらしく、オンラインゲームの方も盛況のようです。

●まあ単純におまえが洋TRPGを好きなだけちゃうんか、というのもあります。