ルナーの文化キーワード：ルナー属州領

●ルナー帝国内、ルナー属州領の５ヶ国（AGGAR、HOLAY、IMTHER、TARSH、VANCH）まとめてのキーワードです。ドラゴン・パスのヒョルト人だけでもあれだけの資料になるわけで、それを５つ分もまとめてデータ化するのは無理。ということでNPCとして出すときの簡易化キーワードといった感じです。

●中でも重要なのはドラゴン・パスに接しているターシュ（TARSH）王国です。ターシュ王国の詳しい話はぴろきさんがまとめられてます。英雄戦争でカリルやアーグラスとも関係してきますね。

　http://www12.ocn.ne.jp/~piroki/Glorantha/Tarsh1.html

■属州民のキーワード

外見と印象：ちょうど帝国の利益を理解しはじめたばかりの帝国の「若い兄弟たち」。しかし彼らの習慣や話し方や衣服は比較的野蛮である。一部はまだ独立を模索して反抗するかもしれないが、他のほとんどが熱狂的なルナーの道の信者である。
利用可能な職業：騎兵（正規兵、投射兵）、芸人（バグパイプ吹き、ハープ奏者、角笛吹き、スカルド（吟唱詩人））、農夫、歩兵（弓兵、正規兵、投射兵）、癒し手、狩人、商人、下級貴族、学者、盗賊、戦士
生来の能力：〈近接戦闘（斧と盾）〉あるいは〈近接戦闘（槍と盾）〉〈［属州］の地理〉〈［地方］の知識〉〈［属州］の慣習〉〈田舎での生存技術〉
典型的な性格：独立心が強い、楽天的、ダラ・ハッパ人を恨む
典型的な縁故：氏族へのもの、あるいは部族へのもの、家族へのもの、寺院へのもの
魔法：共通魔術、属州の宗教（神教）

■属州の宗教
　属州の宗教は数が多く、多様でもあるために一般化するのは困難です。広く言われているように、ターシュやホーレイ（HOLAY）、アッガー（AGGAR）の人々はオーランス神殿の変形版を信仰し、どの英雄よりもドラゴン殺しのアラコリングを敬愛しています。ルナーの神性は力を増し、弱った嵐の神々と入れ替わりつつあります。イムサー（IMTHER）とヴァンチ（VANCH）は独自の信念と神を持ちますが、そこでも属州教会とルナーの神性が広がりつつあります。多くの属州民が個別の神性に入信するか帰依しています。

■属州の宗教のキーワード
能力：〈［属州の宗教］の神話知識〉〈［属州の宗教］を信仰する〉
徳目：ルナーの道を受け入れる、順応性がある、愛国者
魔法：神性介入

■故郷を離れる理由
　多くの属州民が高揚し、熱心に帝国内での文化とチャンスの幅広さを体験しようとします。また他の者は関係ある故郷の宗教の後進性から逃れるため、あるいは未開拓地で名声と幸運をつかむために、ハートランドに向けて旅立ちます。