獣の民その2

● alley-cats さんにコメントをいただいたので、グローランサの生物サプリ「Anaxial's Roster」を見てみました。すると「What are Beast-men?(獣の民ってなに?)」というそのまんまのコラムが。

●コメントいただいた通り、獣の民は緑の時代、金の時代に生まれた多種多様な姿を持つ生物たちの一種だそうです。

Before the Dawn of time, when the world was still fluid, many creatures were born that appeared to be different in form, but were the same in spirit.

「時の曙の前、世界はまだ流動的で、多くの生物が異なった外見で生まれたけど、みんな同じく精霊だったよ」という意味でいいんでしょうか。 Ayukata さんの言ってたのはこれかな。これはセントールの説明にある一文で、セントールもそのようにして生まれた種だということです。こうした獣の民の多くが曙で姿を消してしまいました。大暗黒を生き延びられなかったんでしょうか。残ったものであげられているのはセントールとミノタウロスサテュロス、マンティコラです。

●これまたコメント通りで、第二期の帝国の時代に、すでに伝説に近い存在だったそれらの消えた獣の民をEWF(ワームの友邦帝国)が実験的に再創造しました。獣と人間を合成するというやり方だそうです。そんなひどいことをするのは神知者だと思ってたんですが、EWFも変わらないですね。これが獣の民のもう1つのラインです。

●帝国が滅ぶと、というか合成された獣の民の一部も帝国を滅ぼすために戦ったらしいのですが、彼らは解放されました。実験生物の多くはそのまま滅びましたが、例えばセントールは曙以来の生き残りである本来の同族? と合流したそうです。なんとややこしい。

●このコラムに何が獣の民に含まれるのか書いてありました。馬の民セントール、マンティコラ、鹿の民サテュロス、牛の民ミノタウロスに加えて、ラリオスの犬の民(sedrali)、クラロレラの狐女の民(vuskarasa? エラルエの表記もあり)、犀の民(rascullu)。前回も書きましたが「グローランサ年代記」だと、ドラゴン・パスのアヒルの民(durlz)も含まれますね。

●逆に獣の民に似ているが含まれないものは、鳥人ハーピー?)やマーマン(魚人、起源がちがうとされる)。そして混沌のブルー(ヤギ人?)とスコーピオンマン(サソリ人)です。