ルナー帝国のカルト:道を見つけるものエティーリーズ

Epikt2008-04-27

●昨日のヘッコースが最初に入っていたと思われる、エティーリーズの下位教派の道を見つけるものエティーリーズ(Etyries Pathfinder)です。

以前、エティーリーズについて書いたもの。
ルナー帝国のカルト:エティーリーズ - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

●エティーリーズの下位教派は3つで、それぞれ交易、コミュニケーション、新しいルートの発見の力を提供しています。エティーリーズは安全の確保や既知のルートを通ることをせず、人生においても旅においても新しい道を見つけることを喜びとしました。この人生においても、というのがルナーらしいですね。

●エティーリーズの提供する神力《発見》《旅》の2つに加えて、この教派では《探検》を提供します。さらに奥義の《新しい道の発見》は2ヶ所の既知の土地をつなぐ新しいルートを自動的に見つけるものです。ただしこれはその道が安全であるかどうかには関係なく、単純につなぐことが可能な経路を示します。

●たしかにこの教派の教えを発展させれば、ヘッコースの教派につながると思います。異界の旅ほど新しい道はありません。で、この教派は嵐の神殿の冒険者オーランスのカルトにも通じるものがあります。冒険者オーランスの下位カルト、“冒険者”デストール(Destor the Adventurer)は“次の丘を越えたところ、次の道を抜けたところに何があるのかを知りたがる探険の風”と説明されます。デストールの自然の中での放浪の物語は、人生が何をもたらすのかをまだ知らない多くのオーランス人を魅了します。

●ヒョルト人の商人の中にも交易の神やハーストではなく、デストールを信仰するものがいます。ルナーでは女のエティーリーズがそれをやってのけているのが面白いです。いや人間でありながら異界にまで探検の足を伸ばしているので、デストール以上かもしれません。