ルナー帝国のカルト:肉体を持つターケンエギ

Epikt2008-02-13

●「肉体を持つターケンエギ」と訳しましたが原語は“Takenegi Incarnate”で、どう訳したらいいのかわかりませんでした。「ターケンエギの肉体」ならずばりなんですが。

●昨日書いた、赤の皇帝になれる教派(カルト)です。正確には皇帝の仮面の一部になることを志願する人たちの教派です。この教派は仮面 Artifex のときに創立されました。皇帝の仮面候補者は現在の皇帝が死んだ(肉体的に滅びた)ときに1人? だけが選ばれます。赤の皇帝はグローランサにおいて、ルナー帝国と同じくらい古いアイデアで、設定が多い上に何度かグレッギングを起こしているようです。だから何だかわからない…部分もあります。俺も比較的新しい一部しか知りませんし、公表されてない設定もあるんじゃないでしょうか。

●たぶん、赤の皇帝が死ぬと(その魂を回収できたら?)月のエギたちから次のを準備すると通達が来る。それから候補者を1人選び、彼が皇帝であることを証明する「十の試練」(十一?)を受ける。試練を突破したら、月に行ってエギたちの儀式を受け、皇帝として再構築される、という流れだと思います。しかしこれだと、教派の提供する神力《ターケンエギの仮面》の意味がわかりません。

  • 《ターケンエギの仮面》
    • 《皇帝の記憶を引き出す[D+40]》《帝国の力を引き出す》

儀式を受ける前から皇帝の記憶は持ってることになります。

●さらに奥義は《Provide Takenegi》で、これをターケンエギを提供する(もたらす)と訳すか、ターケンエギに備えると訳すかでイメージが変わってきますね。次の皇帝の仮面候補者はこの奥義を持っている者の中から選ばれます。この奥義は十の試練を受けるときに、増強に使えるそうです。

●最終的に次の皇帝の仮面になると皇帝の記憶と第七の魂(Septessence)が移植され、元の人格は消えるのですが、完全ではないそうです。新しい皇帝の仮面は、自分の出身元である一族や党派、光輝(Radiance)に格別の恩寵を与えることがあります。なので、各勢力とも候補を出しておく価値はあります。また有力な一族や寺院は帝国への忠誠心の表現として、最低1人は候補を訓練しておくのだとか。

●ただこの教派のメンバーはルナーでも高位の人間で、連盟(Leagues)とか光輝の長とかばかりだと書いてある。そんな忙しい人間が Ordinate (リソースの65%を教派に使う)しか認めないこの教派をつとめられるのか疑問なんですが。